ごあいさつ

弊社は1954年に創業して以来一貫して各種金属条のスリットをその生業とし、技術向上を合言葉として研鑽を積んでまいりました。  専業とはいうものの、その間、帯鋼から銅・黄銅条、さらには、電磁鋼帯、ステンレスへと扱い品種の高級化を図り、軽圧業界勃興期に合わせてアルミ志向を鮮明にし、現状では、アルミニウム及びアルミニウム合金条及び箔の専業コイルセンターとして、月間2,000トン を上回る能力を保有しております。

創業者であります故谷川 稔は、自らのライフワークを帯鋼製造技術の開発・育成と定め、弊社は、「産学協同」と申しましょうか、彼が発明技術実践の場として存在しており、長年に亘る技術の蓄積は高く、軽圧並びにコイルセンター業界から評価される所以でもあります。

1983年より東京に並行して茨城工場を稼働させ、数次にわたる設備増強によりコイルの大型・薄肉化に対応すると同時に品質ニーズの高まりにも呼応し、生産管理の電算化によって納期の短縮を図り、従業員教育を通じて品質安定にも努力してまいりました。

中堅企業にとって自己資本充実は重要な経営課題ですが、1989年には、法に基づき中小企業の投資・育成を目的としたベンチャーキャピタルである、東京中小企業投資育成株式会社殿に増資のお引き受けを願うという快挙を成し遂げて財務体質の強化も図っております。

弊社は、1999年8月にISO9001、2001年3月にはISO14001、2003年12月にはOHSAS18001(2020年12月ISO45001移行完了)の、国際規格"三種の神器"を、業界として始めて手中に収めております。 これら国際三規格の認証取得は、半世紀に亘って蓄積された弊社のスキルが、磐石な管理システム構築により裏打ちされた事を意味し、企業としての社会的責任の一端を担わんとする意思表示でもあります。

2000年4月には、茨城工場隣接地に倉庫を建設し、保管・流通部門を開設することにより、顧客のニーズに即応できるコイルセンターとしての機能を一層強化致しております。 アルミの、軽くて加工し易い特長は、自動車産業において、新しい世紀突入を機に、最大限に活用されると確信しております。地球温暖化は燃費の省エネを要求し、省エネ効果は軽量化によって達成されます。それ故、アルミがその特性を遺憾なく発揮するであろうとの予測に異論のあろう筈がありません。

 弊社では、厚物のホイールは言うに及ばず、ボデー材、極薄・狭幅・長尺である熱交材加工にも積極的に取り組み、ラインの統廃合や改善を行ってまいりました。 板も箔も・・・・。薄物志向を強化すると同時に、ヘビーゲージラインも合わせもつ、アルミ・スリット専業である弊社に是非ご下命くださいますようお願いする次第です。 

代表取締役社長
谷川 豊